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「ワンダーストラック」に投稿された感想・評価

skip

skipの感想・評価

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絵本というか宝箱ぶりが白眉でジオラマや建築・本屋が時代を超えて個人を確立するというのは自然科学がドラマチックにしかも映画として視覚的に美しく昇華されていて感動する。奇妙な結びつきというのもある種人間的で好き。
音楽を聴きながら絵本や図鑑を見ているような、美術館で絵画を見ているような気分になった。別々の年代のニューヨークの街並みが再現されているのにも感心した。寂しさを抱えた子どもたちがいじらしく、でも新たな出会いや発見がある、ハートウォーミングなお話。謎解きはおとなしめ。
博物館や図鑑が好きだった元少年としては、そしていろいろこじらせていた元少年としては、愛おしい映画。
映画としては、特にリアリストの方は何これ?とか言いたくなる作品かもしれませぬが(かといってファンタジーでもない)、私はそれも含めて愛おしいです。
サイレントがトーキーになるということは、悲しいことでもあるということ。
Where do I belong?
Lily

Lilyの感想・評価

3.9
354*
セリフが少なく静かな映画だった。
2つの時代を行き来するのを観ているのも楽しいし、何より物語の繋がり方がとても素敵ですごく引き込まれた。

ローズのお兄ちゃんウォルター役が、ゴッサムのリドラー役でずっとリドラーにしか見えなかったのが個人的残念ポイント(自分のせい)

綺麗で儚い感動映画。もう一度観たい!

このレビューはネタバレを含みます

前半は退屈だと思わせる内容だが、最後まで我慢して見続けると大切なメッセージが見つかると思う。ある人がこの世に存在するには、その人の父母の出会い、そのまた父母の出会い、といった無限の人と人の繋がりがあったから。これは奇跡と言えるかも知れない。
GionDesign

GionDesignの感想・評価

3.4
【愛情と芸術の秋⁉︎特選集】
1977年🇺🇸ミネソタ州、母を亡くした少年が父を探しにNYへ…。1927年ニュージャージー州、聴覚障害の少女が憧れの大女優を会いにNYへ。少年少女が不思議な縁で時代を越え交流を描くドラマ。NY市街を模した建築ジオラマ模型が壮観です!

【映画の建築紹介】
二つの時代描写をカラーとモノクロで描き分け、二つの🇺🇸NY市街建築を見比べられるお得映画。1927年のNY再現にクラウン・ハイツ市街の建物を撮影してクラシックテイストな街並みを表現。また市街を颯爽と忙しく歩くNYマン達の清々しい表情から、当時の🇺🇸経済が絶好調である裏付けでもある。少女ローズから視た整然としたNY市街は正にドリームタウン!

一方、1977年のNY。🇺🇸財政難で苦境に立つ時代、少年ベンが歩く市街は至る所にゴミが映り出され殺伐とした街並みで、アフロ髪の男女や多種多様な民族が混沌としたカオスだった。このように、双方の時代背景から視る市街の対比は面白い。それと少年少女の交流拠点となる「ナイトミュージアム」舞台の🇺🇸自然史博物館🏛の外観や展示空間、博物館員のバックヤード部分なども本作の見所である。

本作で少女ローズは、実際全米障害者オーディションで選抜された聾俳優である。彼女が折り紙で作り出すNY超高層建築群🏢や、その発想からクィーンズ美術館🏛で展示されるNY全体の建築ジオラマ等も素晴らしいが、本作を通じて懸命に自己の感性で表現する姿は美しい。
(少年少女が終盤30分を切っても、なかなか巡り合わない事に退屈したが…最後見届けて良かった😅)

以上、今日もご安全に!
サーフ

サーフの感想・評価

2.8
1922年の時代を生きるローズと1977年の時代を生きるベン。異なる時代で生きる2人の物語が1つに繋がってゆく物語。

時代は違えど孤独を抱え、自分の居場所を探している2人。この2人の物語がどう結びつくのかが一番重要なポイントだが、結末は腑に落ちるものの収まりが良すぎるというか想像を超えてこなかったかなといった印象。

2人の共通点として「耳が聞こえない」というのがあるためセリフは少なく、ナレーションやテロップとかも無くBGMベースで進む。
そのため登場人物の心情をなかなか読み取り辛く読解力を使うような映画。

この映画での映像表現、音響表現はかなり好き。2つの時代の映像表現では1922年をモノクロ、1977年をカラーで見せていて、1922年のモノクロの映像は当時のサイレント映画を見ている様な気分になる。
音響表現で言うと、ベンの「音のない世界の心もとなさ」が表現されているのも印象的。完全な無音ではなく「聞き取ることはできないが微かに音が聞こえる世界」。このかすかな音がベンの心理状況を表現しているように感じた。
秋桜

秋桜の感想・評価

3.4
1927年と1977年を舞台に、大切な人を探しに旅立ったニューヨークで出会った少年と少女の物語。1927年はモノクロで、1977年はカラーで描かれる。

ブロードウェイの劇場や
アメリカ自然史博物館、
ニューヨーク市のパノラマが有名な
クイーンズ美術館と観ているだけで
ワクワクする。そして、交互に描かれる2人の運命に想いを巡らせる。

2人とも耳が聴こえない、音のない世界。セリフがほとんどないので、展開が読めず、最後になってやっと全てが繋がり腑に落ちた。
yuukite

yuukiteの感想・評価

3.8
再見。ベルベットゴールドマインのトッドヘインズらしく冒頭とエンディングにボウイのスペースオデッティが流れます。
1927年と1977年の出来事が徐々に交差していく描写が素晴らしい。ジュリアンムーアの二役演技。微妙なメイク違い。
更に音楽でいうと「チャンス」にも使用されたシュトラウスのツァラトゥストラはかく語りきのアレンジ曲も劇中とエンディングで効果的に。

このレビューはネタバレを含みます

・ジュリアンムーアさんが出てたから最後まで観れた
・モノクロ(おばあちゃん)とカラー(孫)がシンクロ
・親しくなった子と博物館で追いかけっこするシーンは映像が暗いから何か怖い事が起こるのでは?!って勝手にドキドキして観てたけど何も起きなかった
・絵本のストーリーみたいだった
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