会話の展開がすごく違和感があった。
これ、なんだろう……？と思って考えたんだが、すごくユーザーファーストな会話展開をしてるんだよね。「ここは伏線ですよ！」「ここは怪しいセリフですよ！注目！」「こいつ悪い人ですよ！！わかるよね？！」って感じで。
そしてそこまで怪しいセリフを言わせておきながら、登場人物は（マレフィセント以外）その怪しさに誰も気づいていない。悪意にも気づかない。
それがすげえ違和感で、登場人物みんな頭が悪く見える。
こういうわざとらしい会話展開って、アニメなら全然違和感ないんだよ。特にディズニーは基本的にオーバーリアクションで作られているから。セリフでも表情でも、わざとらしい演技で見せられるから「ああ、そういうものなんだな」って見られる。でも、実写は違う。そういうオーバーリアクションのテンションをしてるならわかるけどね！淑やかで上品な雰囲気を纏ってるから、繊細な感情表現を期待するし、実際そう作ってると思う。
だからこそ、このアニメ的なセリフ展開の作り方が違和感になるんだろうなあと思った。
１の時もちょっと感じたところだが、１よりも顕著になっているなあと感じた。映像は綺麗だけど、そこがすごく引っかかってしまった。残念。
