このレビューはネタバレを含みます
映像がさすがウッディアレン、良すぎる。
兄が死刑に処され、それが逆にナイトクラブに人を集めたというのはどこかシカゴと似た内容で、当時のアメリカの問題をさらりと描いててよかった。
印象的だったのはボビーと彼を囲む人々の服の対比
初めにボビーがハリウッドを訪れ、叔父のウィルに色々紹介してもらっているシーンや、その他のハリウッドでのシーンはボビーは茶色っぽい系統のスーツを着る。周囲は白系統で統一されている。
一方で、ボビーが出身地であるニューヨークでナイトクラブを成功へ導くときはボビーが白い服を着る。ウィルがニューヨークを訪れる際はウィルは茶色っぽい服を着ていることが目立つ。
服の色で疎外感がとても伝わって面白かった