久しぶりのウディ・アレン。撮影のストラーロ目当てで観ました。
1930年代、黄金期のハリウッドとNYが舞台。ふたりのヴェロニカを好きになる青年の物語で、内容は好みではないけど、軽妙な会話のやり取りはウディ・アレン作品を観ている満足感がある。
当時の華やかなファッションやインテリアが素敵で、シャネルがデザインした衣装も何点かあり見応えありました。
主役を演じるジェシー・アイゼンバーグが恋する相手は、クリステン・スチュワートとブレイク・ライヴリー。2人とも違うタイプでどちらも可愛い。ヴェロニカって名前はキェシロフスキ監督の『ふたりのベロニカ』を意識したのかな?
『女と男の観覧車』『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』も撮影はストラーロでしたが、今作もライティングによる美しい色合いと繊細なカメラワークが素晴らしい。特にオープニングのブルーの色彩と、ナイトクラブの描写、夜明けのセントラルパークが印象的♡
📝カフェ・ソサイエティとは
1930~1950年代にニューヨークやパリなどのファッショナブルなカフェやレストランに集う上流階級の人々のライフスタイルを表現した言葉