ウディ・アレン作品の中で一番好きかもしれない!
言うても4.5作ぐらいしか観たことないけど!
ウディ・アレンの映画って独特だから世界観は素敵だな〜と思っても毎回あまり好きにはならない。
でもこれは比較的観やすくて万人受けしそう!知らんけど!
ニューヨーク育ちの青年ボビーが映画の都ハリウッドを訪れ、煌びやかな社交界や女性に魅了され、新しい恋や人生を描いた物語。
30年代の華やかさにはやっぱり憧れる。
シャネルが衣装提供もしてるしお洋服がとてつもなくかわいい。
時々流れるジャズも良い。
主役のボビー役はジェシーくん。
人が良くて男にも女にも好かれるタイプ。
そして2人のヴェロニカ。
1人目は私の好きなクリステン。彼女は私服とか私生活がイケメンだからこういう女の子らしい役をやってると個人的には違和感がわくけどかわいいからまぁいいか。
前半はとても好印象なクリステンなんだけど、後半の業界に飲み込まれたクリステンがまじで残念だった。
2人目のヴェロニカはブレイク・ライブリー。ひたすら美しい。
これ観終わってから思ったんだけど2人ともさ、美女とイケメンを演じ分けられる女優さんだよね。好きよ。
この映画の魅力は悪者も嫌なように描かれてないし、悲しいことも残酷に描かれてない点にあると思う。
ボビーのお兄ちゃんは殺しをいっぱいして極悪人なはずなんだけど、お兄ちゃんに対して嫌悪感とか嫌な感情が全く無い。
恋人に二股かけられて結局は去っていかれた最悪な状況でも、誰も死ぬほど苦しんでないし深刻には描かれてない。
だから映画を観てて嫌な気分にならないし、みんなが善人に見える。
最後の、心ここに在らず夢を見てるような2人の顔がこの映画の全てを語ってるようだった。