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カフェ・ソサエティのrrのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
3.6
主人公のボビーが恋に落ちた美少女には、彼氏がいた。
美少女の恋の相手は、なんと妻帯者だった。
そしてその不倫相手は、まさか俺の叔父さんだった。
しんどすぎるストーリーライン。ウディアレン劇場開演です。

ボビーはいつもツイードとかえんじ色のスーツにきちんとネクタイをして上品なスタイル。ジャズとワインが好きな文化系ロマンチストでかなり神経質。周りにいる人はムービースターや関係者というアッパーで煌びやかな生活だけど、ギャンブル、娼婦も近くにある。そして美女に振り回される毎日。
まさにウディアレン氏の若い日のイメージそのもの!

ボビーの叔父のフィルは仕事が大成功で金を持っていて、若くて美人な秘書と不倫する。ウディアレンは可愛い若い女優をオジさんといちゃいちゃさせるのが好きなのか?

主人公の若い俳優には恋に弄ばれる若き日の自分を投影し、ベテラン俳優には若い女優に言い寄られるシチュエーションをつくることで、今の自分の欲望を可視化しているのか。
主人公=昔のオレ。オジさん=今のオレ。
そんな二重構造でウディアレンのラブイズマイライフ❤️映画でした。

レイニーデイインニューヨークから少し成長した恋模様という感じがしたけど、どうでしょう?
ニューヨークで馬車にも乗ってたし。笑
恋愛の教訓になるようなならないような。。
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