デロング

ありがとう、トニ・エルドマンのデロングのレビュー・感想・評価

3.2
ふざけるのが大好きな父ヴィンフリートとコンサルタント会社で働き、キャリア志向の娘イネス。働きすぎの娘と、そんな娘を心配し少し変わった方法で励まそうとする父の物語。

しょっぱなから宅配便のお兄さんにヴィンフリートのおやじギャグが炸裂してますが、これがまた全然面白くない。(笑)

上映時間も162分とかなり長めだし、おい、これ大丈夫か?もしかしたら寝るかもと思いながらの鑑賞でした。

父としてではなく、トニ・エルドマンという別人物に変装し娘の前に現れてからも、相変わらず寒いギャグに悪ふざけ、しかも変装バレバレだし。(^^)

ただ、決して幸せそうに見えない娘を思う父親の気持ちに、最初はウザくキレ気味だったけど、少しずつ気付いていくイネスが良かったですね。あとWhitney Houstonの熱唱とか。(^^)

大笑い出来るような映画でもなければ、親子の感動物語ってわけでもないです。分かりずらさもありますが、逆にそこがリアルで良いのかも。

アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた作品だし、ジャック・ニコルソン主演でリメイクも決定しています。良い映画なんでしょうね、きっと。だけどオイラはそこまでハマれなかったです。
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