ありがとう、トニ・エルドマンの作品情報・感想・評価

ありがとう、トニ・エルドマン2016年製作の映画)

Toni Erdmann

上映日:2017年06月24日

製作国:

上映時間:162分

3.7

あらすじ

悪ふざけが大好きな父親ヴィンフリートは、コンサルタント会社で働く娘のイネスとあまり上手くいっていない。たまに会っても、彼女は仕事の電話ばかりしていて、ろくに話すことも出来ない。そんな娘を心配したヴィンフリートは、彼女が働くブカレストを訪れることにする。父の突然の訪問に驚く彼女だったが、何とか数日間一緒に過ごして、父はドイツに帰ることになる。 少しホッとした彼女のもとに、<トニ・エルドマン>とい…

悪ふざけが大好きな父親ヴィンフリートは、コンサルタント会社で働く娘のイネスとあまり上手くいっていない。たまに会っても、彼女は仕事の電話ばかりしていて、ろくに話すことも出来ない。そんな娘を心配したヴィンフリートは、彼女が働くブカレストを訪れることにする。父の突然の訪問に驚く彼女だったが、何とか数日間一緒に過ごして、父はドイツに帰ることになる。 少しホッとした彼女のもとに、<トニ・エルドマン>という別人になった父が現れて…

「ありがとう、トニ・エルドマン」に投稿された感想・評価

tomtomcafe

tomtomcafeの感想・評価

3.5
ものすごくまじめに働く主人公の女性と、いたずらが好きな父の交流を描く物語。
娘は最初は父がうっとうしくて邪険に扱うのですが…?
父と主人公の女性との距離がだんだん縮まっていくところがすごくよかったです。
buenavista

buenavistaの感想・評価

4.0
父娘との距離感がいい(*´▽`*)
娘は、職業柄厳しい言動が表情にもでるのか終始ブスくれていますが、そんなことを知ってか知らずか、行った先でちょっかいを出してきます❤

時折クスクスと起こる笑いが心地よい☺

同僚の○付デザートや○パーティーやいろいろ大人なスパイスが有って、飽きさせない所なんですが、やっぱり長い❗

個人的には、魔除の着ぐるみで爆笑😆
minorufuku

minorufukuの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

30代後半キャリアウーマンのヒロインのもとに事前連絡無しに父親が訪ねて来る。仕事で忙しく時間も惜しいヒロインは数日間なんとか父親をあしらって帰ってもらったのだが、翌日から父親はカツラと入れ歯で変装し、フリーのコンサルタント「トニ エルドマン」を名乗り、職場のヒロインをつけ回すようになるのだが…という話。

ドイツ映画で舞台はルーマニア。女性の新鋭監督のヨーロッパで映画賞を総なめにしたという作品。

上映時間がとにかく長い。2時間40分。コメディで、あらすじを読む限りそんな長尺な作品とは想像していなかった。序盤から不自然なまでの長回しが続き、メインのトニ エルドマンが出現するまで30分以上かかる。長いよー。しかも内容は父親が娘の仕事相手に親父ギャグ的な笑えないジョークをかますところを娘が心底嫌そうな顔で見守る流れの繰り返しで、よくこのネタでこんな長い映画作ろうと思ったなあとある意味感心。
でも、この映画、長さの割に不思議とすんなり観れてしまう楽しさがあった。仕事ひとすじで息苦しそうに生きる娘が心配とはいえ、変装してあそこまでつきまとう父親の愛情深さには笑いと心温まる感情が湧き上がったし、その父親を完全には拒絶せずに生温かく見守る娘の複雑な感情は非常に丁寧に描かれていると感じた。父親の無茶な設定の隙を狙って娘の意地悪なところも面白かった。反面、石油会社向けのコンサル業務という娘の仕事面については貧困や現地作業員のリストラ問題などリアルで重いテーマが盛り込まれていて見応えがあった。日本映画のコメディだとこういうビジネス部分の描き方がとにかく薄っぺらいので見習ってほしいと思った。音楽教師で生活力はなさそうだが、コミュニケーション能力が以上に高い父親と、生真面目で仏頂面なバリバリのキャリアウーマンである娘の対比も良かった。
極め付けはラスト30分のシュールな展開で、そこまで生真面目に描かれていた娘の振り切れた行動には驚かされて大笑いしてしまった。娘の熱唱シーンは必見。じわじわくる笑いと感動が味わえる。あと全裸誕生会に現れる謎の着ぐるみには本当に度肝を抜かれた^_^

父娘の微妙な関係というものはどこの国でも似てるのかなあと思った。
『あとで大切さがわかる、でもその瞬間はわからない』
『ユーモアをなくさないで』
良かれと思ってすることが裏目にでる。幸せか?と聞く気持ち。答えられず一人で泣く気持ち。他人としてでしか話せない。間が胸にくる。嫌われてでも力になりたい。でも大事な人間には必要とされたいよなぁ。
ゆべし

ゆべしの感想・評価

3.3
親子間でしか醸し出せない空気感に涙が出てくる良作。
長いし、浮世離れしすぎたパパだけど、やっぱり無償の愛を注いでくれるのは親しかいないんだなぁ…。
Kyosuke

Kyosukeの感想・評価

3.7
後半のシュール加減は良かった。親子ものとしてはありがちな関係性と、淡々と進む周りの展開で軽い感じでも観れる。
とても見応えのあるコメディ×ヒューマンドラマ。

160分と長尺だけど、全体の中で上手く緩急がつけられているので長さは感じない。しかし緩急の「急」の部分がかなりぶっ飛んでいて、それでありながらしっかり感動もできる不思議な作品。

主人公の奇天烈な親父像が自分にはとても嵌まった。そして父娘の絶妙な関係性が素敵だった。心配しお節介ながらも一線は越えない父の気遣いと、疎みと愛情が混在した娘の父に対する想いが、会話やその間の空気から伝わってきた。

とにかく終盤で畳み掛けられる怒濤のぶっ飛び展開が脳裏に焼き付いてしまったので、個人的には忘れられない作品になりそう。笑
Canape

Canapeの感想・評価

4.2
記録 無表情で合理的な娘とウィットに富んだ父。正直びっくりするような描写やユーモアも多々。でもいつしかこの独特だけど優しさと愛に溢れたユーモアの虜になる。信念をもってすれば何事も尊く岩をも動かせる。それをこの固く熱い抱擁が全てを語っている。
いいか、おまえら
これだけは言っておく。

父ちゃんと母ちゃんは大事にしろよ。

あと、この映画クソ長いから気をつけろよ
vinotinto

vinotintoの感想・評価

3.8
不器用なオヤジ。その不器用さに所々笑いますが、結局最後は娘を想う父はカッコイイ。
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