ヒラリー

BU・SUのヒラリーのレビュー・感想・評価

BU・SU(1987年製作の映画)
3.8
親元を離れて東京で芸者と学業の二足の草鞋を履く麦子
周りと馴染めず、御稽古もついていけない。
クラスの子達は馴れ合おうとしてこない、むしろ彼女にとっては好都合かもしれない。
転校当初って人に囲まれそうだけどなぁ…よく分からん男子が傍に来てスパーンって殴るとこちょっと面白い。
中心人物のイケイケ女って何で毎度嫌な感じなんでしょう。うちの時も嫌だった。
箱の中身開けられないから開けて→手鏡とか本当に性格悪い。
失うもの(友達)は何もないのと彼女の性格からはっきり言っちゃうのね、格好良いね。好きだ。
善悪の区別がつかない外野は嫌いだよ。怪我しても自業自得だよ。
まぁその結果イケイケ女には目つけられるけど庇ってくれた女の子は慕うよね、
おっさんにブス呼ばわりされる筋合いないんだよなーーーーーー!!!
私もブスって言われてきたし、相当捻くれてるし、自分でも思うけどお前に言われなくても分かってるわって感じ。うるせータヒネって思います。
自分も高校の時馴染めずに浮ついてたなーとか思い出したり。結局卒業まで学校の思い出は大して無いな。
一番好きなシーンは飲酒シーン(高校生であることを文化祭の看板で知った)
上から撮影した泡が溢れたビールとあの子達がリンクしているように感じた。
溢れた者同士助け合い、練習、本番
結果が全てじゃないんだよ。過程が大事なんだよ。
直接的なメッセージはなくとも背中押された気がした。私も頑張ろう。
あと時折入るスローカットが印象的でした。
ヒラリー

ヒラリー