最初の心がブスで、あるきっかけから自己を打ち破り美しくなっていったという筋書きに見えるけど、本当は、気高く無垢な魂は、社会では最初醜く映るというだけに思える。その擦り合わさる地点に芸術が起こり、我々…
>>続きを読む富田靖子は、
この作品や、“アイコ十六歳 ”の頃、
とてもキラキラ輝いていた。
親への反抗心もあって、
田舎から上京してくる麦子。
そこで彼女は学校に行きながら、
鈴女(すずめ)という名前で、芸…
暗い、ひねくれものの性格の女子高生が文化祭の演劇がきっかけで自己の壁を打ち破る。芸者置き屋で芸者見習いをしているとか、「八百屋お七」が演目とか、そういうところが本作成功の要因。市川準のデビュー作。か…
>>続きを読むなぜかこの映画を見に行った私の父が
「主人公の女の子が全くブスじゃないんだよ。
タイトルに騙されたよ」と文句を言っていた
のを今でもはっきりと覚えている。
心の中がブスという事なのだろうが、
タイト…
過去鑑賞
CMディレクターであった市川準監督の最初の作品。個性的なCMばかりで気になっている人でした。禁煙パイポやカエルコールなどなど…。
富田靖子さんも好きな女優さんの一人でしたので観ないわけがな…
八百屋お七を舞う直前の、富田靖子演じる主人公・麦子/スズメが大粒の涙を溢すのは、なぜなのだろう。
きっと、母のことを考えたのだと思う。
かつて、母が踊って、今でも語り草になっている、八百屋お七を…