BU・SUの作品情報・感想・評価

「BU・SU」に投稿された感想・評価

良いね、バブル時代日本と芸者修業って全然違う世界のミックス。爽やかで気持ちの良い青春映画だ、映像も素晴らしい。文句は言えないよ、こういうのが大好き!新年の初の5点だ。
のぶ

のぶの感想・評価

4.5
総武線、見ることが罰のような風景
小さないろんな家族がしゃがんで、穴掘ってんだよなあ

やさぐれた感じと原由子の音楽が良き時代
市川準監督デビュー作、ということですが以降の作品に脈々と続いていくテイストや80年代後半って時代がマッチした面白い作品だった

学校という空間のあの微妙な、見る人によって捉え方が全く変わるムード、いつもなんとなくモヤつきイラつく女の子を富田靖子がドハマり役でとても良く撮られてました

多分東西線飯田橋駅だと思うんだけど木のベンチがアホみたいにデカイとか妙なところにも目がいってしまいました笑
市川監督作品全編に通して言えると思うんだけど、ロケハンエグそう笑

目黒シネマのフィルム上映みたかったな~
Audrey

Audreyの感想・評価

4.3
富田靖子の可愛さ。黙ってずっと怒っている、決して笑わない麦子がとっても可愛かった。

そして随所に見られるギャグシーンが最高。

鏡に向かってポロリと涙が溢れるシーンはまさに映画に何かが宿った瞬間だった。全部が本気で良かった。
パン

パンの感想・評価

3.8
好きだった
みんなそれぞれ抱えていることがあるよね
曲も良かった
kyoco

kyocoの感想・評価

4.0
この時代に生まれたから、自分はこんな感じに仕上がっちゃったのかと思ってたけどそうじゃなかった。
台詞がなくとも麦子の目にうつる世界に共感がとまらないし、淡い映像も音楽もよすぎた。
nonzk

nonzkの感想・評価

3.9
フィルム上映を観にいきました
あの頃の空気を、あの頃のあの子を
フィルムのすこしザラいた特有の篭りが
ロマンティックに閉じ込められてて
うっとり沈んだ


"蘇る初々しさ、蘇る鬱々しさ"

見る人の想像力や観察力を信用してるかのように、物語がどんどん進んでいくし
ほんの少しの細かな描写やカット、台詞
それによって麦子の多感で繊細な気持ちの拠り所を一緒に探していく


色んな人が、色んな所で、
色んな事が起きていく東京の外の世界と
狭っ苦しくて、ぎゅうぎゅうのクラスメイトが詰められた教室の中の世界と

麦子にとっての世界の見え方は
捻くれているし、どこか腑に落ちない

ずっと本を読んでいる女の子
隣の席で指から血が出ちゃった男の子
いじりといじめの境界線を越えようとしているクラスメイト

些細な事にも目を向ける麦子の世界は麦子自身、楽じゃなさそうで楽しくもなさそうで


BU・SUって
「蔑ろ」にされていく自分と世界の成長物語なのかなと思うんです

あってないような自分を理解することで割り切って世界と会話することができるというか、存在する事ができるというか、。

特に現代もそうだけど
実際、人は思ってるよりずっと人に興味がないし
人目から少し外れるとすぐに目移りしては存在すら何処かに消えていく

そんなこの環境の中で不満や鬱憤を覚えながらも
理解して生きていく

すんなり理解なんて悔しいしできないだろうから、せめてものやり返しとして
キャンプファイヤーの木に炎を投げ灯してやったりとかね


生き様が正しくブスだなぁって思うんですよ
間違いなく根性がブスなのに
なんでこんなに綺麗なんですかねぇ
na

naの感想・評価

5.0
原由子の挿入歌が胸に刺さるような甘酸っぱさをもって富田靖子と東京のある風景を瑞々しく魅せている…良すぎてしんどい
富田靖子もう完成していた。80年代の教室の空気ってどの映画を観ても面白い。
Mayashico

Mayashicoの感想・評価

4.0
ほとんど言葉を発することのないヒロインを設定することで生まれる、アンニュイな雰囲気が心地よい。
転校してきたヒロインへと向けられる、教室に投入された一点の異物を観察するかのような生徒たちの眼差しに暴力性があって良い。親が転勤族だった私も何度か転校をしたので、新しい学校での初日を思い出して胃が痛くなった。生徒一人一人の顔を浅い被写界深度で順々に撮影したことが、よりリアリティを生み出したと思う。
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