BU・SUの作品情報・感想・評価

「BU・SU」に投稿された感想・評価

きたの

きたのの感想・評価

3.5
キャッチコピーに惹かれて借りた。

学校をサボって1人で街をぶらつくシーンが好き。何か目的があるわけでもなく、ただ浸すらに街をかきわけていく、そのどうしようもない姿が幸薄そうな顔してる富田靖子にハマってたと思う。
物憂げな横顔がとても綺麗だった。
なんかよくわからないけど

ラストの火のシーンは美しかった。
AWO

AWOの感想・評価

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富田靖子がとにかく可愛かった。
原由子「あじさいのうた」目当てに観た。EDはだから良かった。
性格ブス、ということで「BU・SU」らしいがそこはよく解らない。ちょっと不愛想、程度でブスなの?
富田靖子のその不愛想で服装や髪形のぼさっとした感じがとても良かった。序盤、電話に出た時のしゃべり方がつぐみそっくりだった。他にもすずめ(富田靖子)にはつぐみを髣髴とさせるところがあり監督の好み? と言うかよく知らないがこの監督は少女を撮るのがとてもうまい人なのか。そもそもこの映画も大林宣彦で撮る予定だったというし納得できる。
87年の東京の風景がとても良い。
『つぐみ』で感じていた不満が本作ではほとんど感じられなかった。ストーリーがかなりふわっとしているおかげか。それで言えば中盤以降すずめがいきなりまっとうな人間になってしまったのは残念。
周囲の人間は「なんで必要なの?」と思ってしまうほど希薄だった。特にボクシング野郎はなんで重要そうな感じなん?
ラスト、キャンプファイヤーの先取りはなるほどと思った。
富田靖子が可愛かったから早く『さびしんぼう』を観たい。
当時は気がつかなかったがチーム・アミューズで富田靖子が最前列にいるのってまずそれがすごいことだし、ポルノグラフィティよりも中心(桑田佳祐)に近いってことはポルノグラフィティよりもアミューズの中では偉いってことなんだよな。で、たぶん富田靖子の既視感(もちろん以前から知ってはいたけど)はチームアミューズで見たからだ。
櫻

櫻の感想・評価

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母とはなれて東京へ。何もかもが大きい、広い、新しい。いろんなことがおこる街。建物と木の間から差す木漏れ日がまぶしい。気が狂いそうになる、顔なんてあげられやしない。

すずめ。しかめっ面。ひねくれ者。芸者見習い。すずめは飛べるか。
私はやっていけるんだろうか。

教室は戦場みたいだ。
鬱々として、狭い、痛い。
席に座っているだけで奇跡的だ。容赦のない、冷たい眼、笑い声、暴力。透明な弾丸が飛びかう。本当に笑っている子は、何人いるんだろうか。まわりが見えない。でも、なんでも見える場所。逃げてもいいよ、逃げた先に何かあるかもしれない。だけど、教室にいる人間は、死んではいけないんだよ。

冷たくて、羨望に似た弾丸が飛んできた。やってやろうじゃないかと、心に火がつく。だって、やるしかないんだもの。だから、舞う。

彼女のふっきれたような顔。燃える炎。飛びちる火の粉。その中で、髪を押さえながら去っていく彼女の美しかったこと。



これこそ、青春だと思った。私が知っている青春。きらきらと明るくなんかない。大人へと変わっていくのは、辛い。でもね、私には、光って見えた。"十代って太陽の黒点のようなものなんだ。光があつまりすぎて、かえって暗く見えるのにひとしい。"これは、私のだいすきな詩人のことば。私は、彼らのいる黒点から離れていくけれど、後ろから連れだって歩いてきてね。
noyoona

noyoonaの感想・評価

3.5
等身大で清々しい。時代が違っても、想うこと感じることって案外変わってない。
ある学校に転校してきた森下麦子(富田靖子)は「芸者の卵」として東京に上京してくるが、非常に暗くてひねくれた性格の少女。その少女が学校生活、芸者の大楠道代・伊藤かずえなどとの触れ合いを通じて、普通の子になっていく物語。

最初は笑顔をほとんど見せない富田靖子であるが、最後の笑顔は可愛い感じ。

市川準監督によるスローモーション、カット飛ばしの二重露光、ストップモーションなどは面白い映像表現であった。

大楠道代が富田靖子に言う「すずめちゃん、何をするにも人間、顔を上げないとだめなの」というセリフは印象的だった。

富田靖子は、普通っぽいが、良く見ると可愛さあるあたりが良いのではないだろうか。
kohei

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4.2
これまたすごい、静かな情熱を感じる映画。
全てを捨て去った先に己が見えてくるということ。溢れ出す青春と歓喜の音頭に胸が高鳴る。
なし

なしの感想・評価

4.0
綺麗だった
火を投げ入れるところ好き
広岡由里子さんの「あたし、帰ってもいいかなあ」も良かった
つぐみといい最後はなんだかこぎみいい
「教室にいる人間は死んじゃいけないんだよ」
maro

maroの感想・評価

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透明感溢れるすずめの儚げな表情がたまらなく良い。すずめの笑顔に背中押してもらいたくなったらまた観よう。
kyota

kyotaの感想・評価

4.9
DVDを買って30ン年ぶりに観賞。当時はピンとこなかったのですが、久々に見て強く心打たれました。何しろ富田靖子の存在感が凄い!可愛らしくも陰りのある主人公・麦子を、少ない台詞で見事に演じています。「BUSU」というのは性格なのか?個性なのか?考えさせられましたが、麦子が、不器用ながら自分の個性を失わずに、人間関係をクリアして成長してゆく様が丁寧に描かれているのが素晴らしいと思いました。余韻を残す、完全なハッピーエンドでないエンディングも最高。唯一文句をつけるなら、高嶋政宏がやはり高校生には見えないこと…笑
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