Hiroki

わたしは、ダニエル・ブレイクのHirokiのレビュー・感想・評価

3.5
イギリスの役所における制度の複雑さに直面する男の話。制度というのは、公平性を保つ為に存在する訳だが、溢れてしまう人達が必ずそこには存在する。画一的に提供されるサービスに対して疑問を投げかける作品。

真面目に生きた男の姿を観たはずなのに、人はズルく在るべきなのだろうと考えてしまうのは、きっと僕の考え方が捻くれているからなのだろう。

コピーを見て思うが、「涙と感動の…」という常套句の使い回しはいい加減よして欲しい。それもまた画一的でないか、と思ってしまう。
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