くに

わたしは、ダニエル・ブレイクのくにのレビュー・感想・評価

3.9
またまた悲しいストーリー。
でもいい作品。
貧困系の映画は受賞ものが多いですね。

心臓病を患う、無学なベテランの大工のダニエル。
彼は複雑な制度に苦しみ、援助金を、受け取れずもがいていて

2人の子を持つケイティもまた複雑な制度に苦しみ、貧しい生活を送ることになった。

彼らの絆が育んでいくところはとても人間味があって温かい反面、どこか悲しい気持ちになりました。
お互い自分も辛いのに、相手に優しくできるところや
お節介すぎるところなど
人は1人では生きていけないんだと実感しました。
援助は受けるべき人に正しく受けてほしいと強く思うし
オンライン化が進む中で便利な反面、ついていけない人を置いてけぼりにするところもやるせない気持ちです。

ラストは本当に悲しい。
国の制度なんとかならんか!って叫びたくなる!

この映画を見て、もっと賢くならないと時代に取り残されると思い、勉強していこうと思います!
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