30

ラビング 愛という名前のふたりの30のレビュー・感想・評価

3.6
『ラビング』試写。
「愛してる」の思いで差別と戦った夫婦の純愛ストーリー。
愛が法律を変えた奇跡の瞬間を迎えた時の、喜びを噛み締めるシーンがすごく良い!
わーーっ!と全身で大きく表現するわけではなく、なんていうか、とても優しい瞳で家族を見つめてる。
このシーンだけでも見る価値あり!

本人が映る写真とキャストが似すぎてて再現力と演技力の高さに驚き、じわじわと心に響く。

たとえば、「パレードへようこそ」みたいな、派手に差別と戦うというわけではなく、
慎ましく(もちろん 差別のせいでそういう生活しか送れなかったからだけど)描かれてる。
実話だからリアルさがあるけど、物足りなく感じる人もいるかも。

ラストのミルドレッドのインタビューの一文が泣けるなぁ、、、素敵。こういう夫婦になりたい。

これが60年前の出来事だなんて…留学中に出会った黒人白人夫婦を思い出して泣きそうになった
30

30