ラビング 愛という名前のふたりの作品情報・感想・評価

「ラビング 愛という名前のふたり」に投稿された感想・評価

オススメしないけど『観た方が見識が広がるよ?特に日本人は』て作品です

島国ニッポン人🇯🇵にはなじみの薄い『異人種間結婚』や黒人の人権を扱った作品なのでアタシは共感・理解は出来ないだろなぁ…とむしろ避けていた作品。現在また米国内で(この作品内と形は違えど)異人種間の憎悪・対立がクローズアップされているので🇺🇸意を決して鑑賞。映画向けに美化されていたとしても実話がもとだから

美しくて聡明で、前向きなミルドレッド🧑🏾無骨だけれど大きな愛で家族を守るリチャード👱🏻‍♂️子供の頃に出会ってなければこんな苦難の人生を歩まなくて良かったのに。でも出会ったからこの幸せがある…後続のために道を開拓も出来た…まさに運命の矛盾(つД`)💬

声高に権利を主張する作品でないのも良かった。『全ての原動力は愛』で『周囲には応援してくれる人もいる』これは#MeeToo運動やLGBTQが権利を求めるこれからの道程で機運を高める一助になるかもしれないから

前述の通り日本人には響きづらい作品ですがぜひ観て頂きたい名作。やっぱり理解不能で不条理な時代背景には心がヒリヒリしてツライけれど『観るべき作品』かと

エンドロール前に自宅のソファで撮影された✨ミルドレッド🧑🏾❤️👱🏻‍♂️リチャード✨の実際の写真が挿入されます。ささやかな幸せ・安寧を求めた二人の姿にグッと来ました👍🏻泣けなかったけど⤵️ふ
赤鬼

赤鬼の感想・評価

4.0
2人が共に過ごした時間の大きさが見終わった後に波のように静かに、だけど大きく優しく押し寄せて来て、愛って一言には私には計り知れない静かな炎が存在しているんだなと言う事を学ばせて頂いた、そんな気持ちになりました。最後のシーンでの、2人のその後の人生を記した言葉に1番泣いてしまった。こんなにmiss youって思える気持ちが美しいし、羨ましい。
くみん

くみんの感想・評価

3.5
ミルドレッドの目がくりくりっとしてかわい、彼女の家族もみんな。ラスト、実際の写真が出ていたけれどホントに忠実に表現していたのね。
はるこ

はるこの感想・評価

3.7
アメリカのほうが差別がなくなってきたのは日本より早いと思ってたけど、日本のほうが先だった。
異人種間の結婚が認められたのがこんなに最近だったなんて
実話。
そんなに遠くない時代、異人種間の結婚が州によって違い、認められてなかったなんて知らなかった。ふたりの愛が変わらず添い遂げられてよかった。
zak

zakの感想・評価

3.6
完全ノーマークだった今作。
たまたま近所のTSUTAYAに行った際、前面にプッシュされていて借りてみました。

個人的に嫌いじゃない、実話に基づいたヒューマンドラマ。

舞台は1958年バージニア州。
異人種間での結婚が法律で禁止されていた時代。
白人男性のリチャードと黒人女性のミルドレッドは結婚が許されていたワシントンDCで結婚する。しかし地元に戻った後、逮捕されてしまい、離婚するか故郷を捨てるか、究極の選択を迫られる…という話。

2人の苦難の時代を描いた作品なんですけど、重厚なドラマというよりかは、かなりアッサリとした印象。端的に言うと地味。
特に肝となる裁判のくだりはアッサリし過ぎていて、ズコーってなりました。

でも今作はドラマティックな展開を期待する映画ではないんですよね。
観終わって気づきましたが、この映画は裁判云々よりも2人の淡々とした生活が(おそらく意図的に)主に描かれています。

地味に感じた要因である旦那のリチャードは寡黙で、ぶっきらぼうで無愛想。そのキャラが最初は受け入れ難く、煮え切らない気持ちになってしまいました。
しかしそんな彼は行く先々で左官職人としてレンガを積み上げるのです。
とにかく幾度となくレンガを積み上げるシーンが繰り返されます。
これは日々の積み重ねであったり、愛の育みが暗喩的に表現されているに違いないと思ったのです。そう思うと自分の中で合点がいき、良い作品であると思えました。

また失礼ながら出演者が全く知らない人だらけだったので、逆にストーリーに集中できたのも良かったかもしれません。
くぼち

くぼちの感想・評価

3.8
1960年代の人種差別の風潮が改めて異常だったなっていうのが理不尽すぎる逮捕シーンを観て思い知らされた。
妻のミルドレッドが本当に強くて素敵な人。
こんな法律がそれほど昔でもない時代にあったんだなぁ😢

リチャードとミルドレッド。二人が自然に愛し合って 言葉を交わして 触れ合って 日常の何気ないことがとても美しく尊いということが映像から伝わった。それを否定し傷つける法律と それを疑いもしないで差別することが当然のような主張をする人。

こういう映画を観ると必ず感じることは 私たちが現代 いろんな権利を普通に持っているけれど それは過去にこんな風に一つ一つ傷つきながらも闘って権利を獲得してきた先人がいたからなんだ。ということ。知識としては持っているのに 時々それを忘れて権利があるのは当然。って顔をしてしまうことがあるけれど 映画はそういう大切なことを思い起こさせてくれる。
prdd

prddの感想・評価

4.5
ジェフ・ニコルズの映画大好き。
観るといつもなぜか「ボレロ」やバッハを思い出す。音楽の映像の絡みがとても好き。同じ旋律から気づかないうちに和音と違う音やリズムが積み重なる。ラストは心地よいユニゾン。そんな感じ。モーツァルトやベートーベンの激情にはない、理性的で抑制された、しかし何より熱い。
幼き時より培われた、人が人を受け入れる感覚はとても大切。だからこそ、我々は偏見のない人を育てる義務がある。そして、間違った受容を持って育った人を、頭ごなしに非難するのではなく、気の長い対話をもって律するべきなのだな、と、昨今のトランプのことやら世界のことを思いながら見た。hateする人をhateしてはいけない。リチャードも環境が違えば、白人史上の方に入ってたと思うから。アフリカ系の友達たちの言葉が真実だなぁ。
ラストの実物の写真が素晴らしい。アメニモマケズのように、リチャードのように生きたいと願う。
言葉足らずで無骨でも、物事の核心を見通す目と愛する人を守る心は本当に感動だった。時代と時勢に翻弄されながらも、ひたすら愛する人を守り抜いたんだな。すごい。
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