ぽんのぐ

ラビング 愛という名前のふたりのぽんのぐのレビュー・感想・評価

3.0
説明的な台詞、というか台詞自体が少ない上に淡々と描かれているからか、俳優達の演技により目ががいく映画。
ジョエル・エドガートンは特徴的な顔立ちと体つきなのに役によって全く違くみえる。ルース・ヌッガは初めて観たような気がするけれど、控えめながら芯の強い役を静かに演じていて、なんとも良かった。短い出番ながらマイケル・シャノンのライフ誌のカメラマン役、素晴らしくて、彼がシャッターを押すたびに感動。
こういう素朴に正直に作られた映画は映画館でないときちんと自分の中で受け止められない感じがするので、観てきて良かった。