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ラビング 愛という名前のふたりのkumagoroのレビュー・感想・評価

4.0
ラビングという名前も最高裁まで闘ったことも奇跡みたいな事実なのに、おそらく当時あったであろう周り(主に家族)からの反対や色んな軋轢が殆ど描かれていないところが良かった。自分たちの結婚・人生は自分たちで責任持って背負って生きていく、という力強さが感じられた。しつこいくらいに差し挟まれるリチャードがセメント塗って煉瓦を積む仕事のシーンのおかげで、本当にただの善良な市民がやり遂げた、という印象も強く残る。いい映画。
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