み

ラビング 愛という名前のふたりのみのレビュー・感想・評価

3.8
ただ好きな人と結婚して、住みたい場所で暮らすことが許されない社会。テレビも車も普及しているころか、親が生まれるちょっと前か

妻と家族を守りたいが故に疑心暗鬼になり、最高裁まで出ることに積極的になれない白人の夫。法律の壁だけじゃなく、信頼していた職場や友人ら周りの人の態度も変わってゆく苦しみがリチャードを壊してしまうんじゃないかと、見ていてきつかった。
黒人の妻は家族と故郷で暮らすために(黒人としての訴えもあるんだろう)裁判に積極的で、そのために記者を呼んで取材も受けたりする。
立場が違う夫婦がこのまますれ違ってしまうのではないかと。でも夫の言葉が、、、

夫婦の会話は少ないけど愛が溢れてました
み