Haruki

ラビング 愛という名前のふたりのHarukiのレビュー・感想・評価

4.1
土地柄や時代、周りの環境などによって人種差別が盲目的に根付いている中で、自分たちの愛を貫き戦った姿に感動する。

時間がかかりながらも諦めず夫婦で支え合っている。
黒人差別の作品でもあるが、純粋なラブストーリー。
裁判がメインではあまりなく、もっと本質的に夫婦の愛を描いている。

双方の家族も人としてラビング夫妻を好いているが、法律などとの板挟みを感じていて、とてもリアル。

ルース・ネッガの演技は見事。
序盤の裁判のシーンでは、愛し合っている結婚を有罪と認めることへのつらさや不甲斐なさが感じとれる。

マイケル・シャノンのちょい役感。
あの写真本当にあったのか。
Haruki

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