まー

ラビング 愛という名前のふたりのまーのレビュー・感想・評価

4.0
ただ純粋に人を愛することが世界を変えることもある。
主題は人種差別ではないですよね、この作品に関しては。

ジョエル・エドガートン演じるリチャードが優しすぎます。家族の料理を取り分けるシーンだけ見ても、彼の家族への愛がものすごく伝わってきて、目頭が熱くなりました。こういう不器用で寡黙だけど優しい男性は素敵ですよね。
ミルドレッドも最初はオドオドしたか弱い女性だったのが、子を持ち次第に逞しくなっていく様子が丁寧に描かれていて良かったです。あの女優さん何かの作品で見たと思うのですが、すごく上手ですよね。
いや、ほんと主演2人に尽きます。素晴らしかったです。

マイケル・シャノンは良い役だったけど、なんだったんだろう。友情出演…?
と思ったらラストのアレに繋がるとは。
今作に関しては最後のご本人登場は良かったなぁ。さすがライフ。
まー

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