あらすじや予告をみていたらなんとなく結末が読めてしまう、きっと悲しい物語なんだということも。
着地点は想像できているのに、とてもスリリングで、最後まで飽きさせない展開。
こんな道を選ばざるを得なかった時代に生きた2人の悲しみがとても伝わってきました。
深い愛情と女性の強さを演じきったマリオン・コティヤールはやっぱり魅力的な女優さんだなぁ。
世の中にこれだけ映像作品があふれていると、どうしても二転三転するどんでん返しのストーリーや、斬新な切り口の作品を求めてしまうようになるけれど、この作品はとても丁寧に作られていて完成度が高い、映画の原点みたいな印象を受けました。
設定·主題★★★
物語·脚本★★★
映像·演出★★★★★
配役·演技★★★★
音楽 ★★★