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ヒップスターのmayaのレビュー・感想・評価

ヒップスター(2012年製作の映画)
3.3
カリコレ作品2本目。
「ショートターム」はまだ見たことないけどこの作品は監督のデビュー作らしい。
サンディエゴのインディミュージックシーンで活動する荒くれ者のお兄ちゃん。
美人の妹が3人もいて、彼の暮らす家に妹たちがある日訪れるところから映画の雰囲気が一変する。
もうほっといたら、インタビューの最中にキレるし酒飲みだしすぐ機嫌悪くなるし、友達にも八つ当たりするし、それでも妹たちには良いお兄ちゃんでほっとした。
こういう悪い奴じゃないんだけどっていう人が1人で音楽やってるっていう定番のイメージな感じ。
妹がまたみんな可愛いくて。
お兄ちゃんが洗面所の鏡の裏に家族の写真を貼ってて、それを見つけてキャーキャーいう妹たちが可愛い。

あと意外にも東日本大震災の話が登場。
ネットで津波の映像を食い入るように見つめる主人公の映像が流れる。
主人公は「自分はどうしようもなく孤独だ」って語っていたけど、同時にどうしようもない自分のことを支えてくれている家族や友達がいることを思い出すきっかけになったように感じた。
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