ブルックは売れない卑屈なミュージシャン。置かれている環境や感情が、パラレルワールドの別の自分を見ているようで感情移入し過ぎた。俺も内面はこれくらい嫌な奴だけど外面はもう少しだけ良いけど。笑
普段は社会に不満を抱いていて不貞腐れているブルックが家族にだけ見せる笑顔が素敵でとても良い。余談だが妹が欲しかった自分としては3人もいるとか羨ましい。笑
ブルックが最近気になっている動画的な要素で、東日本大地震の映像を使っていてまさか映画でこんな使い方をするんだと思って表現は不謹慎だが映画として残してくれたのが嬉しかった。
その時も今も名古屋在住だが東日本大地震の日の事ははっきり覚えているし自分も曲を作って今も唄っているのでまさか海外のしかも後世に残るであろう"映画"で使われている事に本当に感謝だ。
物語の内容としては物凄く狭い世界観だが、だからこそ主人公たちの思いが伝わる映画だ。平たく言えば家族愛。
多分またどこかで出会うんだろうなと思えた作品。