最終決戦
機龍二部作の2本目。映画としてもそうだが、続編作品と観ても面白い!
前作ではあまり出なかった倫理観や不要論を前面に押し出しつつ、人間ドラマを絡めた本作。前作よりかは掘り下げが少ない風に思えましたが、それでも全然観れるものでした。
何かを返して欲しいときに現れる取り立て人でもある小美人が久しぶりに出演。長澤まさみが出てたとは、びっくり!
人が魂を手に取り、それを操るなんて傲慢なことである、この考えには非常に賛同できますね。
昭和モスラの続きであるわけで、もう一度観てから再鑑賞しようと思いました。
終盤の決戦がいいですよね。
人類は臆病ではない、その言葉と共に機龍が出撃するシーンは胸が熱くなりますね。
成虫モスラがやられて、幼虫モスラがリベンジするといういつも通りの内容ですが、そこに至るまでの過程もかなり大切なのだと言うことがよくよくわかりましたね。
機械が意志を持つという個人的な琴線に直撃したのも、この評価になった理由でもあります。
最後の最後に来る『SAYONARA YOSHITO』には込み上げて来るものがあり、歴代作品の中でも特に爽快な決着を描いている作品の1つだと言っても過言ではない気がしました。