全米で大ヒットのホラーという知識だけで観に行った。以前のものも観ていない。
正直、期待を裏切られた。
メチャクチャ怖いんだと思ってたのに……
なんて甘酸っぱい映画なんだあぁあああぁ!!!
うおおお最高!!!
と😄
子供達を喰い物にするピエロ、ペニーワイズに立ち向かう少年少女の群像劇で、冒険譚で、青春。
また彼らみんないい顔、演技するんだこれがまた。
吃音持ちで狂気を孕んだ猪突猛進、魅惑的なマドンナ的存在(でも男達よりずっと強い)、知性的で分析力に長けるファニーボーイ(彼の存在が非常にこのグループのスパイス)、お調子者(目立ちまくってたが故に見せ場を削られてる気がする、ってくらい目立つ)、神経質、チキン、マイノリティ。
友情と三角関係、人間模様がさあ。胸いっぱいになった。
ホラーでキュンキュンするなんて初の体験でした。
大好きです、ルーザーズクラブ。
ただし恐怖描写には妥協がないし、子供達の話なのにR15になったのも、その辺の容赦なさが原因だろう(ジョージーくん…😭)。邦画では批判が怖くてなかなかできないだろうなということもしっかり映像で見せ切る。
青春映画って、終わらないでくれ!って思う作品に出会うと僕は幸せを感じるのだけど、今作にも思い切りそれを感じたので、心に刻み付けられたことでしょう。
2回目を観たい気持ちにかられております。