ゆーすけ

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。のゆーすけのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は読んだことがないけど色々なレビューを見た上で鑑賞した。

大前提として自分が突然の爆音・化け物を出してくる系がめちゃくちゃ苦手だからとにかく疲れた。

ホラーというより青春映画だという前情報で見たけども、青春映画として見たら正直普通なストーリーに感じる。仲間が団結しないと敵に負けちゃう、恐怖心をなくさないと敵に負けちゃうっていう割りとありふれたテーマなのかなって思いました。
所々のアメリカンジョークのようなくだりも正直寒かったです。ラストの「これで夏休みの作文に書くことには困らなくなったな」みたいなのも、苦笑って感じです。

ホラー映画として見ると前述のように驚かす系だったので残念。先ほど敵と表現しましたが、ピエロが完全に化物として立ちふさがってきて倒すっていう展開で、特にラストのシーンなんてほぼバイオハザードみたいにみんなでピエロをタコ殴りにするっていう、ホラーでもなんでもないじゃんっていう。

テーマとして子供の恐怖心が生み出した、誰しもが心に抱える恐怖心がピエロという形で表現されているだけで、実際は見えない心理的な恐怖と戦う、その可視化としてピエロ、なのかと思ったらガンガンピエロ触ってくるし、金属バットで殴ったら痛がるしで…。

あくまで映画のみを見た感想ではこんな感じでした。ただピエロが持つ独特の怖さってありますよね。