このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画を映画館で観るのは初の試み。
鑑賞後、2日間悪夢にうなされるほどのトラウマ。
しかし、ペニー・ワイズのあの独特の色気は一体何なんだろう。
子供たちの負の感情を具現化してみせたような、恐怖それ自体の形。
あの白塗りの顔をじっと見つめていると、彼の中から人間固有の悲しみという感情が浮かび上がってくるような気がする。
絶対悪魔に違いないんですけど!
子供たち一人一人の試練には、どれも惹かれるが、やっぱりベバリーのバスルームのシーンが印象的。
まだ少女の彼女が自分の中に、大人の女を可能性として自覚する。
ハサミで髪をむしるように切り取った時の怒り、かなしみがなぜかすごくよくわかる。
IT パート2 では特にベバリーがどんな女性になったのか、が気になる。