いととん

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。のいととんのレビュー・感想・評価

5.0
これもある意味スタンドバイミー的な
青春映画の傑作でした!

全部が思春期目線で語られてるから、大人はみんな醜いし冷たいしひどい

乗り越えるべきトラウマがペニーワイズで、
その恐怖を乗り越えられなかったら死ぬ
死ぬほど怖いトラウマがホラーになってる

心の影(弟、両親の死だったり、大人になることだったり、病気だったり、自分の住んでるこの世界だったり)、それがあらゆる方法で映像化されるけど、やっぱりめちゃくちゃ怖い

そのトラウマ克服ストレンジャーシングスというかんじでした

でもそんな怖かったはずのことも、大人になったら全然思い出せない
なんで私たちは克服できなかったことも含めて、すっかり忘れるのだろうか、忘れることが大人になるということではないのかなーというところで、
27年後、
絶対忘れないようにしようといって、手に傷をつけて、

思い出すのがチャプター2

思春期渦中のビビリ過ぎ精神状態を荒木先生がスタンド化したというスタンドバイミーがitですね
いととん

いととん