スーパーヒーローはどこまで信じられるのか。人間を超越した存在は、大きな脅威と隣り合わせである。2人のヒュージャックマンが殺し合うシーンはミラー。人を殺した人間は元に戻れない業を背負う。いいと悪いの違いは？
ジェームズマンゴールドは家族を信じている？この作品も根っこはそこにあるように思う。最初の3人の生活はあくまで疑似的な家族であり、境遇の延長にあるもの。最後に守り切るのは、間接的ではあるが遺伝子を継ぐ娘だったし、その先にある遺伝子でもあるのだろう。
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2023年にもう一度。
以前の感想とはまた違う感覚で観た。
なるほど、過去とどう向き合うかの話だった。
失敗作だったミュータントの子ども達を抹消しようとする集団と、過去の過ちを背負い続けるローガン。
孤独に1人で蝕まれていく自分のような状況にローラにはなってほしくないと。
自分の為ではなく、ローラの為に最期の力を振り絞る。悲しむローラを見て、「こういうことか」と納得する。？？
敵はバタバタ殺しちゃうのにね。
でもやっぱり面白かった。
