アメコミ作品としては一番好きな「X-MEN」シリーズから三作目のスピンオフとして公開された本作をやっと鑑賞。『17歳のカルテ』『ニューヨークの恋人』『ウルヴァリン: SAMURAI』大好きな作品『3時10分、決断のとき』のジェームズ・マンゴールドがメガホンを撮り、ヒュー･ジャックマンの最後というだけで感極まってしまったのだが、非常に地味なシリーズという一本の印象。ミュータントのほとんどが死に、チャールズもヨボヨボ、ローガンも回復力が低下と異常が体内に起こっていて、ローガンはリムジンの運転手をしているという普通のオープニングからして、寂しく感じてしまう。ヒーロー物の晩年を描く設定は良いアイデアだと思うのだが、人間ドラマとしては普通の仕上がり。やはりアメコミヒーローのラスト作品としては爽快感のある締めくくの方が、個人的にはしっくりきたのだが、面白い作品ではありました〜
