最後のローガン、老眼のローガンに何とも言えない気持ちになる。
個人的に「X-MEN」とは「ローガンことウルヴァリン」で「ヒュー・ジャックマン」と思っているタイプだ。
だからウルヴァリンが出てないX-MENシリーズは別物感があり、どこか物足りない。
長年観てきたそんなウルヴァリンのラストウルヴァリンと言われるだけでさみしいのに、あまりにも時間の飛んだ設定でのくたばりぞこないローガンを観ると何とも言えない気持ちに終始なる。
プロフェッサー!!他の皆は…!?
R指定にしてでも描きたかった内容。暴力描写がすごく、小さいお子さんには見せられない。普通の人間を今までで一番しっかり丁寧に殺してるのでは?
それでもそれはラストドラマとして必要性があった。
ミュータントとそれを迫害する人間達とうい流れがあるX-MENシリーズ。今回一番の団らんなシーンからの「クローン栽培コーン」「人工的に作り出したミュータント」。
だんだんとこの映画が語りたいことが見えてきて、なぜこのテイストにしたのかもわかるような気がしてくる。
ヒーローとは?正義とは?物語でローガンが残すもの、そして観客に残すものを感じられるまさにヒュー・ジャックマンラストウルヴァリン作品だと思う。
ただ、R指定にした分どこかで今までのX-MENシリーズ一番の単純なウルヴァリン大暴れを観たかったとは思う…
ありがとうローガン