映画にハマるきっかけになったのが、アメコミ映画だった自分にとって
この「ローガン」は、すごく印象に残る作品になった。
もちろん、ウルヴァリンというのはアメコミ映画の中でも特別なキャラというのは把握していて、そのつもりで映画館に行ったけど、
この作品は
ローガンという不器用なオヤジが、自分とは最も程遠いと言ってもいい「親子の愛」に近いものを感じ、成長していくロードムービー
アメコミのスーパーヒーローというのが、それをよりよい物にするための一つの要素になっている感じがした!
今までは、普通の人間がスーパーヒーローになって活躍するところにワクワクしていたのが、この作品は、スーパーヒーローが普通の人間になっていく、そこに色々ジーンとくるところがあった。
最後にローガンが流した涙
最後の最後に孤独ではなくなり、幸せを感じることができたんだな、と思うと
一緒にホロホロ泣いてしまいました。
また、バイオレンスな描写は
ウルヴァリンやローラの鉄の爪というものにすごく合っていたと思う、
最近のアメコミ映画ではなかなか感じることのできない、
その「1本単体」で観て、考えることのできた素晴らしい作品でした☆