れい

ハクソー・リッジのれいのレビュー・感想・評価

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)
4.5
定期的に第二次大戦の作品を見るようにしてるんだけど、アメリカ軍と日本軍の戦いをアメリカ側視点で見たのは案外この作品が初めてかもしれない

戦争物の作品を見るたびにいつも真っ先に心の中で思ってしまうのが、「こんなに簡単に命が散っていっていいのか」ということ。そしてそれと連動するかのように反射的に涙がこぼれてしまう。ただただ悲しい、やるせないという感情しかこもっていない涙。

この作品も後半1時間くらい戦闘シーンが占めていて、すごく辛かった。見終わるのに2日もかけてしまったしね、、、
ただ戦闘シーン以外では、デズモンドとスミティが豪で夜を明かすところと、夜通し負傷者を一人で助け出したデズモンドの姿に温かい涙を流すことができた。

戦争物の作品を見ると、自分の無知を呪いたくなる。過去にこんなに悲惨な事実があったのにも関わらず、何も知らずにのうのうと生きてきた自分が腹立たしい。
賛否あると思うけど、もっと小さい頃から戦争の話は聞かせていくべきだと思う。アバウトに戦争はダメ!悲しいことって教えるんじゃなくて、ちゃんと過程を1から学ばせるべきだと思う。
戦争経験者の話をちゃんと下の世代に伝えていくべきなんじゃないのか

この作品みてそんなことを強く思いましたね
れい

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