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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャーのusumoyaのレビュー・感想・評価

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まさに「反逆児」。
誰かが「作家は不幸な方がいい作品が書ける」って言ってたけど、サリンジャーはまさに負の気持ちを糧に創作してきた人なのだと。
サリンジャーの作品は反抗的な若者のイメージが強くてあまり触れてこなかったけど、恋人の裏切りや戦争によるPTSDなど背景が分かるとまた違った見方が出来て面白そう。
執筆中ののめり込んでる感じやパーティでの喧騒の音や絵作りでの表現がよかった。
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