newtownの先行試写会にて。
あくまでサリンジャーが執筆活動を始めた頃からの話で、戦争が彼をボロボロにしたというのはよくわかるのだが、全体をみてみるとやはりどのような幼少期を経て、どんな家族関係を築いてきて、どう成長し、多感な年を前にどう性格が形成されたのかダイジェスト程度に語って欲しかった。
その前日譚があれば、気持ちにもう少し寄り添う事ができたかもしれない。
またマイプレシャスリストを観たときにも思ったことだが、この作品を観たらとにかくサリンジャーの著書が気になって読みたくなるので、先にある程度読んでおけば良かったと後悔。