生誕100年のサリンジャーの半生と世界的ベストセラー「ライ麦畑でつかまえて」誕生秘話をニコラス・ホルトが熱演
「ライ麦畑でつかまえて」を読んだのはすでに大人になってからですが、読み終えた時の衝撃はハッキリと覚えています。すぐさま続けて「ナインストーリーズ」「フラニーとズーイ」「シーモア序章」を一気に読み、しみじみと感じました、高校時代にサリンジャーを読んでなくてよかった。多感な10代にサリンジャーと出会っていたら人生変わっていたかもしれない・・・
戦争で地獄の苦しみを乗り越え、どんな時にも一緒である分身のホールデンとの日常のやり取りが文章となり、アメリカの若者に強く支持られた過程と、人気作家になった故に選んだ生活にサリンジャーらしさの様な物を感じました。