紫式部

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャーの紫式部のレビュー・感想・評価

3.7
生誕100年のサリンジャーの半生と世界的ベストセラー「ライ麦畑でつかまえて」誕生秘話をニコラス・ホルトが熱演

「ライ麦畑でつかまえて」を読んだのはすでに大人になってからですが、読み終えた時の衝撃はハッキリと覚えています。すぐさま続けて「ナインストーリーズ」「フラニーとズーイ」「シーモア序章」を一気に読み、しみじみと感じました、高校時代にサリンジャーを読んでなくてよかった。多感な10代にサリンジャーと出会っていたら人生変わっていたかもしれない・・・

戦争で地獄の苦しみを乗り越え、どんな時にも一緒である分身のホールデンとの日常のやり取りが文章となり、アメリカの若者に強く支持られた過程と、人気作家になった故に選んだ生活にサリンジャーらしさの様な物を感じました。
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