ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャーのsaeのレビュー・感想・評価

編集者から最後はハッピーエンドに直してくれと言われたサリンジャーは、"現実は違う、いつでも誰かが傷つき酒に浸ることもある、だから書き直さない"と貫く。作家にしかなれない、苦悩と孤独を抱えた1人の男。そんな彼の作品にどれほど人は救われただろうか。