miku

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャーのmikuのレビュー・感想・評価

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怒りを昇華させて物を書き、恐れにより書くことが出来なくなる。そして恐れから抜け出すためにまた物を書く。書いた物によって掻き乱される人生。自分にはこれしかない!と思える、最上の意味ある作業から解き放たれときに、人はしあわせに生きていけるのかしら。サリンジャーが忌避しそうなほどに邦題が説明的すぎて残念である。ひとまず、まだ読んでいない「ライ麦畑でつかまえて」を読みます。こちらの邦題は最高。
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