ラストにやられた。
大根監督はやっぱりお洒落やなぁと思う反面、ほんまに泥臭い男性的な信念をもってんねんなぁと毎度思う。
「こないだディアンジェロのライブ行っちゃったよ〜。君は何が好きなの?」という質問に恥ずかしながらも奥田民生と答えたボーイが一人の女性と出会い大人へと成長する物語。
プロットは経験→成長→懐古っていう王道プロセスやねんけど、それをはめ込むストーリーとテーマが大根節。溢れ出る東京シティーボーイ感。
ディアンジェロの良さももちろん分かるような大人になった主人公が何を思うのか。
主人公の(監督の、と言っても過言じゃない)考える"かっこいい"が再確認されるラスト。とりあえずラストにやられた。