井の頭公園が主役の作品。
確かに風景は魅力が溢れていた。
公園含め周辺に縁や思い入れがある人は、ストーリー以外で楽しめる部分があるかもしれない。しかし私にはドラマや映画でよく見かけるロケ地でしかない場所なのだ。
ストーリーも橋本愛さんが染谷将太さんやバンドメンバーと、昼間の公園で歌うシーンまでは良かったのに、そこからラストまでの展開が急に不親切。しかもウダウダと続き、うやむやのまま終わってしまう。
解釈をこちらに委ねるみたいなことを狙ったのかもですが、ハルが何者かなんて興味はないし、誰もがすっきりするような終わり方のほうが、この作品には合っていたと思う。
2018/9/17