Fれいこ

鋼の錬金術師のFれいこのレビュー・感想・評価

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)
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Filmarksの試写会で拝見しました。
ディーン・フジオカさんが好きですが、原作は全く知らなかったので、アニメをほとんど見て、更に曽利文彦監督のトークショーに参加して、本作に込められた熱い思いなどに触れてから映画を観ました。
泣けました。
半分くらいは泣いてました。
あの超大作を映画サイズに、どうまとめるのか心配でしたが、原作を知らない人でも楽しめる脚本になっていて、曽利監督が強調していらした魂の物語が、しっかり描かれていました。
マスタング大佐やラスト、エンヴィーなどのキャラクターは、原作を越えているとさえ思いました。
とにかくVFXがすごい!
実写のキャラクターとCGのキャラクターが取っ組み合いするシーンなど、アメリカ映画でもハードルが高くて映像化できないそうですが、アルがCGだとは感じられないクオリティで、全く違和感がなく引き込まれました。
監督が、ビジュアルをとるか迷ったけれど(原作ではキャラクターが欧米人)日本人キャストでなければ描けない、精神的な部分を見て欲しいとおっしゃった意味が分かりました。
本作では原作の1/3ほどの分量しか使っていないので、興業成績次第では続編が期待できるそうです。
是非第2部、第3部を見てみたいです。
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