じろちぃ

100万ドルの血斗のじろちぃのレビュー・感想・評価

100万ドルの血斗(1971年製作の映画)
2.0
どう考えてもシリアスな状況だと思われるが、なんだその壮大で爽やかな西部劇BGM。
そしてところどころ挟んでくるちょっとした笑い。笑うとこ?
こういうトンチキを楽しめるなら楽しい映画なのかな?
クルマやバイクが登場するのはなかなか珍しい展開。すぐに退場したけどね。

なんというか、ジョン・ウエインの自己愛に満ち満ちた作品というか…かなりお年を召して動きにキレもないのに主役しかやりませんよ的な。
こういうの、日本にもたまにあるけど。
しかもキャストの名前を見てびっくり。
息子役やら孫役、身内使ってるし!
何を見せられたのでしょうか…

以下ネタバレする。
あんなに人が死んでるのに
家族が無事で良かっためでたしめでたしってのは
家族至上主義アメリカをよく表しているなぁと。
普段は愛だの正義だの言うけど、根底にはこれがあるから時々アメリカ人の行動ってわけわからんようになる。
いざとなったら自分だけなんよね。
そこがモヤモヤ。
じろちぃ

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