<続編希望！>
明るさも重要なはずのスターウォーズで、画面が終始致命的に暗い(明るくない)ってどうなの？というのはあるけど、劇中幾度も「ハンソロ演じるオールデン・エアエンライクの横顔が、"若きハリソン・フォード"に見える」という巡り合わせの奇跡で5億点と涙。キャスティングすごすぎ。これで本国では大コケ認定、続編キャンセル級の大騒動になっているのはもったいない！
スピンオフという点でストーリー的に「ローグワン」と根本的にはあってもなくてもいいレベルってのは良くも悪くも大差ないが、チューバッカやミレニアムファルコンなど、馴染みのキャラやメカの登場比率はこちらの方が多いから充実感はある。ミレニアム・ファルコンゲットのいきさつ、チューバッカとの出会い、12パーセクの伝説ふくめ、ハン・ソロのスピンオフで求められるものは一通り入っていて割と楽しめたほう。考えられる興行不調の原因はやはり画面の暗さ。雰囲気出るし、アラも隠れるから楽だけどあそこまで終始やられるとストレス。
まーたグッズ販売に繋がらなそうな無骨なデザインでどうなるかと思っていたけど「闘うリベラルドロイド女史」L3のキャラクターには笑いました、最高。
あ、さすが天下のスターウォーズの「ルーカスフィルム」だけあって、SFでありながらCGに頼りすぎない、自然を生かした撮影や実在感があるローファイな美術・衣装デザインなどのクオリティーとバランスは一級品だったと思う。(撮影監督は「メッセージ」の人(ブラッドフォード・ヤング)か。あーなるほど。)
エミリア・クラーク演じる「ファム・ファタール」キーラとの決着なども気になるところでまだまだ続編が観たい
