最後のジェダイを劇場で鑑賞し、ライアンジョンソンへの復讐に目覚めたあの日から早一年。二度とこのシリーズに金を払うものか、と怒りに燃え滾った心も時間とともに熾となり、dtvで¥500くらいなら払ってやってもいいか…となり暇を用い鑑賞。
正直ディズニー買収後の作品の中では一番好感の持てた作品がこちらでした。
ロンハワード監督に感謝。きっと荷が重い仕事だったろうに、シリーズに流れる骨の部分を理解し、かつ自分には泥の付かぬように〈THE 無難〉な一作に仕上げてこられた。
オリジナル&プクリエルのエッセンスをうまくはめ込んで一つの筋に通した作品になっているし、みんな大好きなあのキャラ達が(演者は違えど)破茶滅茶に活躍する楽しさが、本当に楽しくてよかった。
そう、何より演者の方々が楽しそうに演技していて、それがまさにEP4の時のような"やってやるぜ"感に通ずるものがあってよかったかな。EP7、EP8あたりはなんかみんな肩の荷！って感じがキツくて。
あんな、監督交代だのなんだの見えないところでのぐちゃぐちゃがえげつなかったのによくやったと思うよ。エミリアクラークの表情とか最高だもん。
とまあ色々書いたけど、結局根本にあるのは劇場で観たのでなく気軽にスマホで観たゆえの期待値の下がり方がこの評価に繋がっているのかな。今後はこのシリーズには極力期待値を下げて、ワンコイン程度の出費なら妥協してやってもいいぜくらいな気持ちで付き合っていこうと思いました。
まあそれでもあのネズミー帝国に数銭単位の金が流れ込むのはやっぱりちょっと胃のむかつきを禁じ得ないけれど。
以上
