興行収入がディズニーの予測より大幅に下回り、スターウォーズのスピンオフ映画の方向性の軌道修正のきっかけとなってしまった不名誉な映画。映画自体は面白いので大ヒットに繋がらなかったのはブランド連発や公開時期などの不運が重なったのかなと思います。
後のハン・ソロの飄々さに繋がりますが、ちょっと生意気で向こう見ずな所が個人的には気になる。腐れ縁というか旅は道連れというか仲間と共にというパターンは受け継がれています。ワクワクする感じはスターウォーズらしいですね。
チューバッカとの出会いは濃い物と思っていたが随分あっさりとしていたような印象で少し残念。リオはスゴく良いキャラでずっと見ていたかった。折角印象に残るキャラが居るのにコロコロ変わるのは勿体無い。
ソロの冒険の目的の回収が簡単過ぎてドラマがない…。そんな感じで中盤は中弛みして退屈でした。あの人と後の重要キャラとの繋がりも唐突過ぎて微妙でした。後付け感は言われているように満載。
アクションシーンは大作映画だけに派手で面白い物が多く興奮します。個人的には浮力車でのカーチェイスと列車のシーンが良かったです。
スターウォーズブランドなだけに特撮はスゴいですね。全然違和感無いです。
監督交代劇もありながら上手く纏めたロン・ハワード監督の手腕は流石。物足りなさもありますが、なかなか楽しめた映画でした。
