このレビューはネタバレを含みます
2024.2
原作既読。
面白い。
公開当時は映画もそんなに詳しくないただの大野くんファンで、それでもすごく面白かった。
映画を勉強した今見ると、やっぱり面白い。
映画ファンが時代劇に求めそうな重厚さや奥深さやリアリズムでは物足りないが、
ファン層にきっちりと寄せた上で忍者ものとしても十分楽しめる傑作だと思う。
何より、カメラマンと編集マンがすごくないか?
ワクワクするカメラワークや、
実験的編集(アクションやカラグレ等)に溢れていた。
監督かカメラ部か編集部にすごいアイデアマンがいたんだと思う。
お国はアンチようけおるやろなあ笑
長い間忍びの国にいながら、理想にこだわって馴染もうとせず、彼女は忍びへの無理解ゆえに死んでしまう。
けど、無門を忍びの国から連れ出してくれたのもまたお国なんだよなあ。
印象的なところ
吹き矢を見た無門の悲痛な叫び。
あの叫びは公開当時も鳥肌が立ったし、今も「鳥肌がたった映画は?」ランキング上位。