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忍びの国の1950720のレビュー・感想・評価

忍びの国(2017年製作の映画)
2.0
主役である大野智の脱力系キャラクターは悪くなかった。鈴木亮平もいい。石原さとみはめちゃくちゃ可愛い。伊勢谷友介の一太刀はさすが。

が、残念ながら映画としておもしろくない。撮影時間がなかったのか雑さが目立った。登場する人物すべてに魅力が乏しいのも寂しい。アクションにかなり期待したけど、映画としておもしろくないのを救ってくれるほどではなかった。

マキタスポーツの殺陣は・・・。彼が悪いのではない、稽古させる時間もお金もないのに彼を武将役にキャスティングしたのが悪い。

一番期待していた無門と平兵衛の一騎打ちに、織田信雄と2人の武将がなぜあんなところでボンヤリつっ立っているのか気になって仕方なかったのは、カメラワークと編集が悪く、殺陣がいまひとつおもしろくないから。一番良かったのは、日置大膳の放つギミックたっぷりの弓であった。
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