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忍びの国のまのネタバレレビュー・内容・結末

忍びの国(2017年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

最近嵐にハマっている流れで、映画を見ました。天才肌で技量が誰より勝る一方、ガツガツした部分はなくドライな無門。まるで大野くんの前世を見ているかのような感覚でした(勝手なイメージですが)
織田軍について、それぞれバラバラな気持ちを抱いていたものの伊賀攻めの意思をまとめるシーンはすごく印象的。誰が術をかけたのか、かけられたのか、見えない部分での頭脳戦が行われていたというのがわかってくるところからさらに面白くなった。
ラスト、お国が死んでしまうシーン。名前をずっと明かさなかった無門、実は名も知らない買われてきた子だという悲惨な幼少時代を明かし涙する2人。強さの中に孤独とどこか愛に飢えた一面を見せて、やっと人らしい一面を見せたのが本当に切なかった。
大野くんの目の動き、光の入り方が本当に素晴らしくて、こんなにすごい演技をする方だったんだと驚いた。違う作品も見てみたい。
ま