このレビューはネタバレを含みます
人生はクソまずいアメ玉
そう思ってたけど、旅の最後は考えが変わったはず☺︎
食べ物が詰まって苦しむフリも
デートの直前に薬を忘れたと騒ぐフリも
2人だからくだらないで済む。
俺はクソをする。
そして俺がそれを拭く。
そうは言いつつ、2人はそれ以上の関係。
2時間弱の映画なのに2人の絆がこんなにも伝わってくるなんて...
ロードトリップの途中にキャッシュが運ばれたり死んでしまったり、そこにお涙ポイントを持っていかないところもこの映画のいいところ。
ドットとデートをしてキスをして、父親に会ってクソだと知って、ベンとギクシャクして、ドットに叱られて世界一深い穴を見に行けた。
ただそれだけ。なのにどうしてこんなにもいろんな気持ちになれるのかな。
くだらなすぎて笑えてきて、クソすぎてむかついて、悲しくて涙が出て、幸せで微笑んじゃう。そんな映画だった。
ベンが最後に書いていた小説。
結末は、またキャッシュが死んだフリをして担当の介護士さんが辞めちゃった。って文を綴ったけど、本当はどうなんだろう。
私はもしかしたら、キャッシュは本当に逝ってしまったのかもなと思ったのだけれど...それでも2人の友情は続くはずだけどね。