右近

手紙は憶えているの右近のレビュー・感想・評価

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
4.4
⚠️犬が死ぬ

良かった。カナダとドイツの共同制作。これを当国がつくれるのが流石。

アウシュビッツを生き延びたユダヤ人が老人ホームから逃げ出して、ナチスの軍人に敵討ちに行く話。

認知症のお爺さんが、ヨボヨボになりながら頑張る。涙が出る。過ごした年月お受けた仕打ちとそれを忘れられないことに。

けれど結末はあっと息を呑むことに。
戦争は差別は、幸せを作らない。

彼は復讐を遂げたんだね。

途中ドイツ人でありながら同性愛者だったため収容所に入れられた人とかも出てきて、彼の話で映画が一つ作れると思ってしまった。
右近

右近