ラスト5分は衝撃でした
まさかの展開に茫然自失でした
復讐に燃える2人の男アウシュビッツに関わる
人たちも、もうこんな年齢になるんだと思うと
時々こういう映画は必要ですね
ユダヤ人の被害者たちは一生消えない傷を負ったでしょうし
ナチスの加害者たちも自分を隠しながら負い目を持って生きないといけない
戦争が終わってそれぞれ目線は違うけど辿り着く先は同じなのかなあと思いました
またこの映画で気になったのは加害者側であるアウシュビッツにいたナチス兵ですね
何故、当時逃げ出そうと思ったのか?
その理由が知りたかった
そしたら何かがわかるかもしれないと思ったんですが結局語られませんでした
もしかして・・・から逃れるためかなあ
私はほんとに真っ直ぐにゼウの復讐劇として
観てましたからほんと衝撃でしたが
もしかしたらあのピアノにヒントというか
伏線があったのでは?
と今となっては思います
もしかしたらピアノに詳しい人はわかったんじゃないかなあ
脚本はほんと秀逸でした
ゼウが認知症だからか時々ヒヤヒヤさせてくれます
それもラストに比べたらどうって事はないですが
けど例え認知症だったとしてもあそこまで忘れるものなのかが疑問
当時の事は強烈な出来事だったと思いますから
でもまあ、なんかまた別の視点で考えさせられた映画でした
これはおすすめです